関東エリアでプール付きホテルを探している方にとって、選択肢の多さはうれしい反面、どこを選べばいいのか迷ってしまうものです。屋内プールで一年中泳げるホテル、夏限定のウォータースライダー付きリゾート、温泉とプールの両方を楽しめる高原の宿——同じ「プール付きホテル」でも、その中身は驚くほど違います。
個人的に関東近郊のプール付きホテルをいくつも訪れてきた経験から言えるのは、「誰と行くか」「いつ行くか」で最適な選択がまったく変わるということです。家族連れなら幼児用プールの有無が決め手になりますし、カップルなら眺望やプライベート感が重要になります。このガイドでは、実際の利用シーンに合わせて関東のプール付きホテルを徹底的にご紹介します。
この記事で学べること
- 関東エリアのプール付きホテルを地域別・目的別に厳選紹介
- 屋内プールと屋外プールの季節別メリットと選び方のコツ
- 1泊6,100円台から楽しめるリゾートホテルの具体的な料金帯
- 温泉とプールを同時に楽しめる「二刀流」ホテルの見つけ方
- 夏のハイシーズンでも予約を取りやすくするための予約戦略
プール付きホテルを選ぶ前に知っておきたいポイント
関東のプール付きホテルは、大きく分けて3つのタイプに分類できます。
まず都市型ラグジュアリーホテル。東京都心のホテルに多く、屋内温水プールが中心です。通年利用可能で、ジャグジーやフィットネスルームが併設されているケースがほとんど。宿泊者専用のため混雑しにくく、静かに泳ぎたい大人向けです。
次にリゾート型ホテル。栃木・群馬・千葉などに多く、屋外プールやウォータースライダーなどエンターテインメント性が高い施設を備えています。夏季限定の営業が多いですが、一部は屋内プールも併設しており通年で楽しめます。
最後に温泉一体型ホテル。温泉地に立地し、プールと温泉の両方を楽しめるのが最大の魅力です。プールで遊んだ後に温泉で体を温めるという贅沢な過ごし方ができます。
季節で変わるプールの楽しみ方
屋外プールの営業期間は、一般的に7月上旬から9月中旬まで。この時期は予約競争が激しくなるため、早めの計画が欠かせません。
一方、屋内温水プールは季節を問わず利用できるのが強みです。冬場に温水プールでゆったり泳ぎ、そのまま温泉に入るという過ごし方は、寒い季節ならではの贅沢です。経験上、10月〜11月や2月〜3月は穴場シーズンで、料金も比較的リーズナブルになる傾向があります。
北関東エリアのプール付きホテル(栃木・群馬)

北関東は温泉地とリゾートが集中しており、プールと温泉の両方を楽しめるホテルが豊富です。首都圏から車で2〜3時間のアクセスで、非日常感のある滞在が叶います。那須高原や草津温泉といった有名観光地に位置するホテルが多く、プール以外のアクティビティも充実しているのが魅力です。
草津温泉 ホテルヴィレッジ
群馬県草津町に位置するこのホテルは、関東のプール付きホテルの中でもとくに高い人気を誇ります。25mの本格的な屋内プールに加えて、夏季には屋外プールもオープン。さらに幼児用の浅いプールも完備されているため、小さなお子さん連れの家族にも安心です。草津温泉の源泉を引いた温泉施設も館内にあり、プールと温泉の「二刀流」を存分に満喫できます。森に囲まれた立地のため、夏でも涼しく過ごせるのもポイントです。
25m屋内プール+屋外+幼児用の3種類を完備
温泉一体型リゾートホテル
群馬県草津町
屋内25m+屋外(夏季)+幼児用
草津温泉源泉かけ流し
ファミリー・子連れ
屋内プールは通年利用可能。水おむつ対応で赤ちゃん連れでも安心です
那須温泉 ホテルサンバレー那須
栃木県那須町にある大型リゾートホテルで、夏季には屋外の温泉プールが大人気です。普通のプールと違い、温泉水を利用しているため肌にやさしく、少し肌寒い日でも快適に泳げます。館内には3つの温泉施設があり、硫黄泉や弱アルカリ泉など異なる泉質を楽しめるのも大きな魅力。那須高原の自然に囲まれたロケーションで、プール以外にもハイキングや牧場巡りなど、滞在中のアクティビティに事欠きません。
温泉水を使った屋外プールと3つの温泉施設
温泉リゾートホテル
栃木県那須町
屋外温泉プール(夏季限定)
3施設・複数泉質
ファミリー・グループ
温泉プールは水温が高めで、夕方以降も快適に楽しめます
THE KEY HIGHLAND NASU
同じく栃木県那須エリアに位置するこのホテルは、通年利用可能な屋内温水プールとジャグジーを備えている点が最大の強み。夏だけでなく、秋の紅葉シーズンや冬のスキー旅行と組み合わせてプールを楽しめるのは、このホテルならではの魅力です。高原リゾートらしい落ち着いた雰囲気で、カップルや大人のグループにも適しています。
通年営業の屋内温水プールとジャグジー完備
高原リゾートホテル
栃木県那須町
屋内温水プール+ジャグジー(通年)
オールシーズン利用可能
カップル・大人グループ
冬の那須旅行でも温水プールが楽しめる貴重な選択肢です
那須温泉 ホテルエピナール那須
ファミリー層からの支持が特に高いリゾートホテルです。通年利用可能な屋内プールを完備しており、天候を気にせず水遊びが楽しめます。このホテルの特筆すべき点は、90種類以上の料理が並ぶバイキングレストラン。プールでたっぷり遊んだ後のお腹を満たしてくれる充実ぶりです。子連れファミリーにとっては、プール・食事・温泉の三拍子が揃った心強い選択肢と言えるでしょう。
通年屋内プール+90種以上のバイキングが人気
ファミリーリゾートホテル
栃木県那須町
屋内温水プール(通年)
90種類以上のバイキング
子連れファミリー
食べ盛りのお子さんがいるご家庭に特におすすめのバイキングです
カルイザワ クラブホテル軽井沢1130
群馬県嬬恋村、標高1,130mの高原に建つリゾートホテルです。夏場は平地より5〜10度ほど気温が低く、避暑を兼ねたプール旅行にぴったり。館内のプール施設に加えて、周辺には軽井沢エリアの観光スポットが点在しており、アクティブな滞在を楽しめます。一部プランではドリンク類がオールインクルーシブで含まれるなど、オールインクルーシブの快適さを体験できるのも魅力です。
標高1,130mの高原で避暑とプールを同時に満喫
高原リゾートホテル
群馬県嬬恋村(軽井沢エリア)
館内プール施設
一部オールインクルーシブ対応
カップル・ファミリー
夏休みの避暑旅行にプールをプラスしたい方に最適です
南関東エリアのプール付きホテル(東京・神奈川・千葉)

南関東エリアは、都市型の高級ホテルからビーチリゾートまで、バリエーション豊かなプール付きホテルが揃っています。東京都心からのアクセスが良好で、日帰りや1泊の短い旅行にも対応しやすいのが特徴です。
ザ・ペニンシュラ東京
東京・丸の内に位置するラグジュアリーホテルの代表格です。館内には20mの屋内温水プールを完備しており、ガラス張りの壁面からは皇居の緑が望めるという贅沢な空間。ジャグジーも併設されており、都会の喧騒を忘れてリラックスできます。宿泊者専用のため、混雑することが少なく、ゆったりと泳ぎたい方に最適です。高級ホテルならではの洗練されたサービスも含めて、特別な日の滞在にふさわしい一軒です。
皇居ビューの20m屋内温水プールが圧巻
都市型ラグジュアリーホテル
東京都千代田区(丸の内)
屋内温水20m+ジャグジー(通年)
¥50,000〜/泊(目安)
カップル・記念日
平日の午前中は特に空いており、ほぼ貸し切り状態で泳げることも
大磯プリンスホテル
神奈川県大磯町に位置し、夏季限定で開放される大型プール施設が最大の目玉です。ウォータースライダーや全長約500mの流れるプールなど、テーマパーク顔負けのスケール感。お子さんが一日中飽きずに遊べる充実の設備で、夏の家族旅行の定番として長年愛されています。海に面した立地のため、プールから海を眺めながらのリゾート気分も格別です。
500m流れるプール+スライダーの大型レジャー施設
シーサイドリゾートホテル
神奈川県大磯町
屋外大型プール(夏季限定)
スライダー・流れるプール・キッズプール
ファミリー・グループ
夏休みの週末は大変混雑するため、平日利用か早朝入場がおすすめ
ホテル三日月 龍宮亭
千葉県に位置する大型リゾートホテルで、オープンコンセプトの施設レイアウトが特徴です。プールだけでなく、スパやアミューズメント施設が一体となった複合型リゾートで、天候に左右されずに一日中楽しめます。東京湾を望むロケーションも魅力で、とくに家族連れやグループ旅行に人気があります。料金帯も比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスを重視する方にとってうれしい選択肢です。
プール・スパ・アミューズメントの複合型リゾート
大型エンターテインメントホテル
千葉県
複合型プール施設
スパ・アミューズメント併設
ファミリー・三世代旅行
雨の日でも館内施設で一日中楽しめるのが大きな強みです
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
千葉県浦安市、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルとして知られるこのホテルにも、宿泊者が利用できるプール施設があります。ディズニーリゾートで遊んだ後にホテルのプールでクールダウンするという贅沢な過ごし方が可能。ファミリー向けの設備が充実しており、お子さん連れの旅行を総合的にサポートしてくれます。
ディズニーリゾート至近のプール付きオフィシャルホテル
テーマパーク隣接リゾートホテル
千葉県浦安市(舞浜エリア)
宿泊者利用可能なプール施設
TDRオフィシャルホテル
ディズニー旅行のファミリー
パーク遊び疲れた翌朝、チェックアウト前にプールでリフレッシュが人気
関東近郊の注目プール付きリゾート

関東7都県の枠を少し広げると、さらに魅力的なプール付きホテルが見つかります。とくに福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズは、関東からのアクセスも良好で、実質的に関東エリアのプール旅行先として人気を集めています。
スパリゾートハワイアンズ モノリスタワー
福島県いわき市に位置する日本最大級の屋内型テーマパークリゾートです。常夏をテーマにした巨大な屋内プール施設は、天候や季節を問わず楽しめるのが最大の魅力。ウォータースライダーや波のプール、温泉プールなど多彩なアトラクションが揃い、子どもから大人まで一日中飽きません。隣接するモノリスタワーに宿泊すれば、施設を存分に満喫できます。首都圏から無料送迎バスが運行されているのも、家族旅行にはうれしいポイントです。
日本最大級の常夏テーマパーク型プールリゾート
屋内型テーマパークリゾート
福島県いわき市
大型屋内プール(通年営業)
首都圏から無料送迎バスあり
ファミリー・グループ・全世代
冬場の旅行先としても人気。車がなくても無料バスで気軽にアクセスできます
目的別で選ぶプール付きホテルの比較
ここまで紹介してきたホテルを、旅行の目的別に整理してみましょう。同じプール付きホテルでも、誰と行くか・何を重視するかで最適な選択は大きく変わります。
子連れファミリー向け
- 草津温泉 ホテルヴィレッジ(幼児用プール完備)
- ホテルエピナール那須(バイキング充実)
- 大磯プリンスホテル(スライダー・流れるプール)
- スパリゾートハワイアンズ(通年・大型施設)
カップル・大人向け
- ザ・ペニンシュラ東京(皇居ビュー・高級感)
- THE KEY HIGHLAND NASU(高原の静かな環境)
- カルイザワ クラブホテル1130(避暑リゾート)
プール付きホテルの賢い予約術と季節ガイド
関東のプール付きホテルを最大限に楽しむためには、予約のタイミングと季節の選び方が重要です。
屋内プールと屋外プールの季節別おすすめ
屋外プールのベストシーズンは7月中旬から8月末。ただし、この期間は料金も最も高く、予約競争も激しくなります。経験上、9月第1週はまだ営業しているホテルが多いにもかかわらず料金が下がり始める「狙い目」の時期です。
屋内温水プールは通年利用可能なため、季節を選ばず楽しめます。特に秋冬は宿泊料金が下がる傾向にあるため、プール+温泉の組み合わせをリーズナブルに楽しみたい方にはおすすめの時期です。
季節別のプール付きホテル利用傾向
予約のベストタイミング
夏のハイシーズンに人気ホテルを確保するには、2〜3ヶ月前の予約が基本です。特にお盆期間(8月13日〜16日前後)は半年前から埋まり始めるホテルもあります。
楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトでは、プール付きプランとして特集が組まれることが多く、早期予約割引が適用されるケースもあります。個人的には、複数の予約サイトで料金を比較した上で、ホテル公式サイトの直予約特典も確認することをおすすめしています。直予約の場合、レイトチェックアウトやプール利用時間の延長といった特典が付くこともあります。
料金帯の目安
関東のプール付きホテルの料金は、1泊1名あたり約6,100円〜13,200円以上と幅広い価格帯です。リゾートホテルの場合は2食付きプランが主流で、食事込みで考えるとコストパフォーマンスが良いケースも多いです。
都心のラグジュアリーホテルのプールは宿泊料金に含まれていることがほとんどですが、宿泊料金自体が高めに設定されています。一方、北関東のリゾートホテルは比較的リーズナブルで、家族4人で1泊2食付き5万円以下という選択肢も見つかります。
プール付きホテルの持ち物とマナー
快適なプール滞在のために、事前に準備しておきたいものと知っておきたいマナーをまとめます。
プール付きホテルの持ち物チェックリスト
関東エリアでプライベートプール付きホテルを探している方は、よりプライベート感のある選択肢も検討してみてください。また、プール以外のアウトドア体験も組み合わせたい場合は、関東のグランピング施設との比較も参考になるかもしれません。
初めての方へのおすすめ
初めてプール付きホテルを選ぶ方には、以下のホテルから始めることをおすすめします:
🏆 草津温泉 ホテルヴィレッジ(ファミリーの方に)
屋内25mプール・屋外プール・幼児用プールの3種類を備え、草津温泉も楽しめる万能型。水おむつ対応で乳幼児連れでも安心です。初めてのプール旅行で「ハズレがない」選択肢として、多くの方に支持されています。
🏆 ザ・ペニンシュラ東京(カップル・大人の方に)
都心にいながら皇居を望む20m温水プールでラグジュアリーな時間を過ごせます。通年利用可能で、宿泊者専用のため混雑も少なく、初めてでもリラックスして楽しめます。
🏆 スパリゾートハワイアンズ モノリスタワー(コスパ重視の方に)
通年営業の巨大屋内プール施設は、天候を気にせず確実に楽しめる安心感があります。首都圏から無料送迎バスがあり、交通費を抑えられるのも初心者にはうれしいポイントです。
よくある質問
関東のプール付きホテルで冬でも泳げるところはありますか
はい、屋内温水プールを備えたホテルなら冬でも泳げます。THE KEY HIGHLAND NASUやホテルエピナール那須は通年営業の屋内温水プールを完備しており、冬の旅行でもプールを楽しめます。都心ではザ・ペニンシュラ東京の屋内温水プールも通年利用可能です。むしろ冬場は宿泊料金が夏より下がる傾向にあるため、コストパフォーマンスの面では狙い目と言えます。
子どもが小さい場合でもプール付きホテルは楽しめますか
施設によりますが、幼児用の浅いプールを備えたホテルを選べば十分に楽しめます。草津温泉ホテルヴィレッジは水おむつ着用での入水が可能な幼児用プールがあり、おむつが外れていないお子さん連れでも安心です。ただし、すべてのホテルが水おむつに対応しているわけではないため、予約前に必ず確認してください。
プール付きホテルの予約はいつ頃すれば良いですか
夏のハイシーズン(7月〜8月)を狙う場合は、2〜3ヶ月前の予約が安心です。特にお盆期間は半年前から埋まり始めるホテルもあります。一方、屋内プールを通年楽しむ場合は、1ヶ月前でも空室が見つかることが多いです。平日利用であれば、さらに直前でも予約が取りやすい傾向にあります。
ホテルのプールは宿泊者以外でも利用できますか
多くのホテルプールは宿泊者専用ですが、一部のホテルではデイユース(日帰り利用)プランを提供しています。デイユースの場合は、プール利用に加えて客室の一時利用がセットになっていることが多いです。ただし、夏のハイシーズンはデイユースプランの提供を休止するホテルもあるため、事前の確認が必要です。
温泉とプールの両方を楽しめるホテルはどこですか
北関東エリアに集中しています。草津温泉ホテルヴィレッジ(群馬県)は草津の名湯とプールの両方を楽しめますし、ホテルサンバレー那須(栃木県)は温泉水を使った屋外プールという珍しい体験ができます。ホテルエピナール那須も温泉とプールの両方を備えています。温泉とプールの「はしご」は体への負担も大きいので、間に休憩を入れながら楽しむのがおすすめです。